歯周病の予防に期待できる!おすすめの食品
皆さん、こんにちは。
新横浜の「横浜アリーナ前歯科」です。
高齢になって自分の歯で食事を楽しめないと、生活の質がグッと落ちたように感じ、幸福度が大幅に下がるといいます。
高齢になると自分の歯を失うのは、どうしてだと思いますか?
その原因のひとつが歯周病です。歯周病は、45歳以上の中高年が歯を失う原因の第一位です。歯周病の兆候がある人は、国民の8割にものぼるといいます。
歯周病から歯を守るため、毎日の食事メニューをひと工夫して、かしこく歯周病ケアをしませんか?
今回は、おいしく食べて歯周病の予防ができる、一石二鳥の食品を紹介します。
歯周病の予防には、殺菌・抗菌パワーがある唾液を増やせる噛み応えのある食品がおすすめです。
それは、食物繊維たっぷりの野菜や果物です。
キノコ類、にんじん、小松菜、キャベツ、ブロッコリー、じゃがいも、豆類、りんご、みかんなど。
近頃は、やわらかい食品を好む方が多いですが、唾液を増やして口内を清潔に保つためにも、噛み応えのある食品を選ぶようにしましょう。
歯周病の原因菌の感染しないためには、抵抗力を高めることが大切です。
そのためにも、抗酸化パワーで身体をサビつきから守って若々しく保つ3大ビタミン「ビタミンエース」を摂りましょう。
ビタミンエースとは、ビタミンA(βカロテン)・ビタミンC・ビタミンEのこと。これらの頭文字をとって「ビタミンACE(エース)」と呼ばれています。
まるで正義のヒーローのような呼び名ですが、その通りの活躍が期待できるビタミンで、さまざまな病気の予防や改善のために欠かせません。
・ビタミンA(βカロテン)…緑黄色野菜。にんじん、ホウレン草・ピーマンなど。
・ビタミンC…小松菜、ホウレン草、ピーマン、ブロッコリー、トマト、にんじん、じゃがいも、いちご、柿など。
・ビタミンE…ナッツ類、うなぎ、かぼちゃ、アボカド、大豆製品など。
ビタミンA(βカロテン)の吸収力を高めるためには、油と一緒に摂るのがおすすめです。
・ホウレン草などの緑黄色野菜を、ビタミンEが多いオリーブオイルでサッと炒める。
・輪切りにしたトマトを冷やしてナッツとドレッシングを掛けて食べる。
こういった食べ方にすると、効率よくビタミンエースを摂取できます。
また、ビタミンCは加熱に弱いので、栄養を逃さないためには生野菜サラダやカットフルーツなど、熱を加えない調理法がおすすめです。
逆に、溶け出した栄養をすべて飲めんでしまえるスープや汁もの、鍋物もいいですね。
栄養効果を高めるために最も大切なのは、穀類、肉・魚・卵・豆など、すべてをバランスよく食べること。栄養は単独で働くのではなく、それぞれが助け合って効果を発揮するようにできています。
横浜アリーナ前歯科では、歯に良い食生活や食事メニューについても、アドバイスしています。わからないことがあれば何でもお気軽にご相談ください。